認知症ケアブログ


by fukai377
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土曜日・・・

入院中の私の叔父の容態が芳しくなく
母ともう一人の叔父を連れてお見舞いにいってきました。
苦しそうな呼吸の中で彼は、私たちを気遣い
やせ細った手を振りながら「帰れ、帰れ」という仕草をしていました。


私の母は88歳・・・腰が曲がっていて、ここのところ動作も鈍くなり
娘の私に叱られてばかりです・・・
でも、病室に入った途端、母の顔や言葉使いは、老いた母ではなく
弟を思いやる姉の姿に変わりました。

「しわいけん、喋らんでいいけんなぁ、そばに居ってやるけんなぁ」と
まるで、小さい子供にするように、叔父の頭をなでて・・・

「頑張らにゃいけんで」
と泣きながら、話しかけていました。


私が日々接している認知症の、ご利用者も
それぞれに、親の顔、兄弟としての顔を持っていらっしゃったんだろうと・・・
あらためて思いました。
そして、そんな一人一人の歴史を大事にしてあげないといけない・・・
と強く思いました。


おっと・・・
ウチの妖怪のようなオババ(母)も大事にしないと・・・
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by fukai377 | 2010-06-29 22:20